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いなげ花店(山形県上山市 花屋)ブログ

初出場「きらやか銀行」が都市対抗で起こした創部65年目の奇跡

2016年07月25日 3:39 PM

本日、

当店で

きらやか銀行硬式野球部

Y捕手のお母様の お友達が

お花をお買い求めいただきました。

誠にありがとうございます。

どこよりも

情報が早いということで

常に

このブログをご覧になっているということです。

重ねて厚く御礼申し上げます。

以下

web Sportiva で

菊地高弘さんが書かれた記事を

載せさせていただきます。

この記事を見ると

みんな本当にがんばったよなぁと

再確認いたしました。

野球にタラレバは禁物です。

1か月後に迫った

第42回 社会人野球日本選手権

東北最終予選に向けて

がんばれ きらやか銀行

がんばれ 建部翔太選手!!

web Sportiva 【菊地高弘】

社会人野球のビッグイベント

都市対抗野球大会で大きな番狂わせが起きた。

50回の出場回数を誇る

名門・パナソニック(門真市)が、

初戦で初出場のきらやか銀行(山形市)に敗れたのだ。

9回につかまったものの

パナソニック打線を8回まで完璧に封じ込んだ、

きらやか銀行のエース・小島康明(おじま・やすあき)は

試合後にこう語った。

パナソニックよりも大勢の応援団が来てくださって、

すごく力になりました。

地元の応援あってのきらやか銀行なので。

まだ実感は沸かないですが、

勝ててよかったです」

きらやか銀行

山形相互銀行時代の1952年に創部された

歴史のあるチームだが、

東京ドームにやって来たのは

創部65年目にして初めて。

東北予選では

大卒2年目の小島や、

大卒3年目の巨漢スラッガー

建部翔太(たてべ・しょうた)など、

若い力の活躍によって

東北第1代表の座を勝ち取っている。

そして、

パナソニック相手の好投の要因について

報道陣から聞かれた小島は、

あることを打ち明けた。

「梅津さんのデータ通りの打線だったので、

僕はその通りに投げるだけでした。

梅津さんのおかげです」

「梅津さん」とは、

コーチでもデータのアナリストでもない。

背番号24をつけた外野手、

梅津拓也(うめつ・たくや)のことだ。

東北高時代は

ダルビッシュ有(レンジャーズ)と同期で、

甲子園には背番号17でベンチ入り。

仙台大を経て

今年で入行8年目、30歳を迎える。

梅津は

チーム最年長の選手でありながら、

今年から対戦相手のデータ分析をも担っている。

梅津は言う。

「今まで相手チームの分析を

突き詰めてしていなかったのですが、

今年からしたほうがいいんじゃないかと思って、

自分から申し出て分析を始めました。

わからないなりにやっていたのですが、

東北2次予選で成果が出始めて、

都市対抗でもバッテリーがうまくデータを使ってくれて、

これ以上ないというくらい抑えることができました」

大卒ルーキーながら

正捕手を務める安成祐太郎も、

梅津のデータが大いに役立ったと証言する。

「何も知らないでゲームに入るよりも、

打球方向やどんなバッターか雰囲気を知っていたほうが、

配球の組み立てがしやすくなります。

梅津さんが

細かくデータを取ってくださったおかげで、

いい形で抑えることができました」

梅津は

対戦相手の映像をできるだけ多く集め、

各打者の打球方向の傾向や、

弱いコース・球種を徹底的に洗い出していた。

さらには

知り合いの人脈を駆使して、

「どんな打者か」という情報も収集。

さまざまな角度から情報をすり合わせ、

確度を高めた上で選手と共有した。

たとえば、

パナソニックの4番打者・柳田一喜の打球方向は

「センターから逆(右)方向」という傾向があったという。

バッテリーは

その方向に打球が飛ばないように、

自分たちの配球を考えることができる。

「柳田さんは一発があるので

『インコースは後で使おう』と思って、

序盤は外角中心に攻め、

後半からインコースを攻めました。

打者の雰囲気を知っておくことで、

試合を通しての配球の組み立てを考えることができました。

柳田さんを抑えられた(5打数0安打)ので、

大量失点にならずに済んだと思います」(安成)

一方で、

打線も得点こそなかなか奪えなかったが、

序盤から

パナソニックのエース・藤井聖太から安打を重ねた。

これは

大向誠監督の

「練習から逆方向への意識を徹底させている」という

チーム方針と、

やはり

梅津のデータ分析が生きた形だった。

「藤井の先発は読めていたので、

真っすぐとカットボールの見極めがポイントになりました。

勝負どころであと一本が出ていれば、

もっとラクだったんですけど……」(梅津)

それにしても、

なぜ梅津は選手でありながら、

データ分析という裏方の役割までこなしているのだろう。

小島も安成も

「梅津さんは自分の練習時間を削って

偵察や分析をしてくれている」と口を揃えた。

その背景には、

梅津がチームの「暗黒時代」を知る、

唯一の選手であるという要因があった。

梅津はしみじみと言った。

「やっぱりつらい時期があったので……。

クラブチーム時代の最後の生き残りとして、

都市対抗に出られて涙が出そうになりました」

2007年に

殖産銀行と

山形しあわせ銀行(旧山形相互銀行)が

合併してできた

きらやか銀行は、

その年に

野球部が企業チームから

クラブチーム登録になった。

多くの部員がチームを去っていくなか、

梅津は

2009年にきらやか銀行に入行している。

「当時は選手が14人くらいで、

大向監督も選手兼任で試合に出ていました。

投げないピッチャーの人がDHに入ったり、

練習試合で高校生に負けたり……。

練習は土日だけで、

平日は仕事が終わった夜に自主練習。

道具の支給も最低限だけでした」

都市対抗出場など、夢のまた夢。

それでも

2009年途中から再び企業登録に戻ると、

近年は会社の理解もあり、

練習環境が整ってきた。

現在は

平日でも14時半から練習ができ、

部員数は27名を数える。

今や

選手の中でクラブチーム時代を知っているのは

梅津ただひとり。

梅津は

「クラブチーム時代を思えば、

今の環境は素晴らしいです」と

感謝を口にする。

梅津は外野手のレギュラーだったが、

3年ほど前から若手が台頭してきたこともあり、

控えに回ることが多くなった。

そして

今年からデータ分析の仕事を買って出たのだが、

当初は

プレーヤーとして

「このままでいいのか?」という葛藤もあった。

「自分が控えということは納得がいっていましたが、

中途半端に練習をしたくないし、

正直言って

モチベーションを保つことが難しかったですね。

ひょっとしたら、

クラブチーム時代よりも

『やめようか』と思っていた時期かもしれません」

そんな梅津にとって

救いになったのは、

若い選手たちからの

「梅津さんのおかげで結果が出ました」という声だったという。

「若い選手たちも

面倒くさがらずに話を聞いてくれるし、

試合後に

『ありがとうございました』と言ってもらえるとうれしいですね」

都市対抗では

2週間前からデータ収集を始め、

プレーヤーとしての練習もしながら、

毎日3~4時間の睡眠時間で準備した。

そして

名門・パナソニックと互角以上に渡り合い、

2対2のタイスコアで迎えた延長12回。

タイブレークとなった守備で、

梅津にとって

「サプライズ」が起きた。

センターを守っていた中原北斗に

代打が出た関係で、

梅津が

センターの守備固めとして起用されたのだ。

「東北2次予選でも試合に出ていませんでしたし、

久しぶりの公式戦のグラウンドでドキドキしました。

センターからスタンドを見ると、

思った以上に多くの応援団が駆けつけてくれていて、

『ここまで来たんだな……』と

感慨深かったです。

もちろん、ここで終わっちゃいけない、

試合に勝たないといけないとも思っていましたけど」

タイブレークに突入した延長12回に

お互い1点を奪い合うと、

13回表に

きらやか銀行

主将・長谷川徹の犠牲フライで勝ち越し。

その裏の守備を

JR東日本東北から補強された

左腕・西村祐太が

ダブルプレーで締めた。

試合後、梅津は

「これから(2回戦の相手の)西濃運輸(大垣市)の

データを整理します」と、

疲れを感じさせない充実した表情で語った。

大金星から3日後。

2014年の都市対抗チャンピオンである

西濃運輸を相手に、

きらやか銀行

またも大善戦を見せた。

先発した西村は

素晴らしい制球力で相手打線を抑え込み、

スコアボードに次々と「0」を刻んでいった。

だが、

打線は1回表に

無死満塁のチャンスを潰すなど、

あと一本が出ない。

1回戦と同じように

同点のまま延長戦に入り、

12回からは

2試合連続のタイブレークに突入した。

きらやか銀行は12回表に

併殺崩れの間に1点を挙げたものの、

その裏に

西濃運輸の3番・

井貝星良(いかい・せいら/東海理化からの補強選手)に

右中間を破られる逆転サヨナラ打を浴びた。

2試合連続の

番狂わせとはならなかったが、

それでも

「きらやか旋風」と言っていい、大健闘だった。

試合後、

梅津は悔しそうな表情で

ダグアウト裏から姿を現した。

「西村、安成のバッテリーは

これ以上ないという攻めをしてくれました。

1回戦で活躍していた谷(恭兵)も

3三振と完璧に抑えましたし。

でも、

相手投手の六信(慎吾)が素晴らしかった。

あとは

ポジショニングや攻め方から、

ウチの打線の弱点も相当研究されているなと感じました。

攻撃面で

もっと分析できていれば……」

そして

捕手の安成もまた、

この一戦を

「勝てた試合」と悔やんだ。

「クリーンアップを警戒して、

ある程度抑えることができて

勝てる確率は高かった。

でも、

最後は3番の井貝さんに打たれてしまって……。

裏方に回ってくれた

梅津さんのためにも、

勝ちたかったです……」

なぜ、

このチームが

名門相手に

これほど戦えたのだろうか。

その理由を

安成に聞いてみた。

「スター選手はいなくても、

束になってかかることで

どんなチームが相手でも戦えるのだと思います。

この経験をこれからも生かしていきたいです」

そして

梅津もまた、

敗戦を受け入れ、前を向いた。

「去年までは、

試合に出ていない選手のなかには

他人事に見える選手もいました。

でも、

今年はそんなことなく、

中堅の小野寺(貴哉)や

中島(周作)たちが

若い選手を引っ張ってくれて、

まとまりのあるチームになりました。

西村ら補強選手の

野球に取り組む姿勢を

見習うこともできましたし、

チームとして

すごく成長していると思います」

創部65年目にして、

新たな歴史を刻んだ

きらやか銀行野球部

その躍進の陰には、

暗黒時代を経験した「生き残り」の

身を粉にした

奮闘の日々があった。

web Sportiva 【菊地高弘】

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