いなげ花店

　たくあん漬けの考案者とされ、

江戸幕府３代将軍・徳川家光に仕えた

沢庵（たくあん）禅師（１５７３〜１６４６年）の

供養祭と漬け込み式が

１１月２３日、山形県上山市の春雨庵であった。

 

 

 

 

沢庵禅師は

京都・大徳寺の住持だったが、

幕府の寺社引き締めに反発して流罪となり、

上山で３年間過ごした。

 

 

 

たくあん漬けは、

近くの農家からもらって食べきれなかった大根を干し、

ぬかや塩に漬けた「たくわえ漬け」が始まりとされる。

 

 

 

　この日は地元の子供たちも参加し、

干した大根をすき間なくたるに詰めていった。

子供たちは「おいしくなあれ」と願いも一緒に漬け込み、

１年後の出来栄えを楽しみにした。

 

 

 

以上、毎日新聞様よりお借りいたしました。