いなげ花店

スコアもろくにつけられないまま、夏の高校野球県大会が始まり、気がつけば甲子園……。

初めは試合展開が読めなかったり、選手たちの苦労話を踏み込んで聞けなかったりで、

うまく原稿が書けず、何度も泣いた。

だが、取材を重ね、選手や監督たちの甲子園への思いを知り、

最後は、甲子園で泣き崩れる羽黒高の選手たちの姿に、胸がいっぱいになって泣いた。

記者室で泣いていたのは私ぐらいだった。

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　甲子園に関する最後の記事は、

ずっと羽黒高のエースだった佐藤幸弥選手（３年）を取り上げた。

お世話になった父俊幸さんにお礼の電話をした後、

「励みになる記事をありがとうございました」と連絡がきた。

「この仕事を選んで良かった」。

あの時の思いを胸に、取材を続けていく。【日高七海】

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6月9日のブログに載せさせていただいた日高七海さん。

昨日はありがとうございました。

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小柄で可愛い新米記者さんでしたが、

この3カ月で みるみる大きくなっていることに

驚きを隠せません。

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野球好きの私からすると

「フェンスを越えれば、内野席でも本塁打になると思っていた。」は

衝撃でもあり笑撃です。

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今後の更なるご活躍をご祈念申し上げます。